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初級2コース

ここではFX取引のための分析方法について紹介します。
自分に合った取引スタイルや戦略を見つけてみましょう!

5. 人気のインジケーター

MACD

MACDは、Moving Average Convergence Divergence(移動平均収束拡散)の頭文字をとったものであり、新しいトレンドを示す移動平均線を見極めるために使用されます。

MACDチャートでは、3つの数値が使用されます。

1. 単純移動平均を測るために使用した期間
2. 指数平滑移動平均を測るために使用した期間
3. 単純移動平均と指数平滑移動平均の差を計算するために使用したバーの数

例:MACDパラメーターで「12, 26, 9」という数字が表示された場合
- 「12」は、過去12期間の移動平均
- 「26」は、過去26期間の移動平均
- 「9」は、2つの移動平均の差

MACDについて、よく誤解されることがありますが、描かれている2本の線は価格の移動平均線ではありません。MACDは2本の移動平均の差であり、MACDシグナルを求めるために使用される2本の線は、指数平滑移動平均線(EMA)です。

上のチャートでいうと、MACDは12期間と26期間の移動平均の差です。指数平滑移動平均線は、直前のMACDの平均をプロットしたものであり、9期間の移動平均を使用しています。
つまり、これはMACDの9期間の平均値を利用してシグナル線を作り出しています。

ヒストグラムは単純にMACDとシグナルの差を表示しています。元のチャートを見ると、2本の移動平均線(MACDとシグナル)が離れるにつれ、ヒストグラムが大きくなっていくことが分かります。

これは、拡散(MACDダイバージェンス)と呼ばれ、MACDがシグナルから離れていることを意味します。
2本のラインが互いに近づくとヒストグラムは小さくなり、そのことを収束と呼びます。

次は、MACDがトレードでどのように作動するのかを見ていきます。

MACDを使用したトレード

異なる速度を持つ2本の移動平均線があるため、シグナルよりMACDがより素早く価格変動に反応します。
新しいトレンドが発生すると、MACDが先に反応して、やがてシグナルと交わります。この交差によりMACDがシグナル線から遠ざかると、新しいトレンドが形成されたことを意味します。

上のチャートからシグナルがMACDを上回り、新しい下降トレンドを正しく認識していることが分かります。ラインが交差すると、ヒストグラムは一時的に消えることを理解しておきましょう。これは、交わった時点の2本のラインの差が0になるからです。下降トレンドが始まり、シグナルがMACDから離れると、ヒストグラムは大きくなります。これは強力なトレンドであることを意味します。
例を見てみましょう。 

上のチャートではヒストグラムが消滅する一方で、シグナルがMACDを上回り、下降トレンドが反転する可能性を示しています。その後、新たな上昇トレンドを開始しました。クロスオーバー後に買い注文を入れた場合、200Pips程の利益を得ていたでしょう。

しかし、MSCDには一つ欠点があります。
当然ながら移動平均線は価格に遅れを取る傾向があります。結局のところ、MACDは過去の価格の平均にすぎません。

MACDインジケーターは3つの要素で構成されていることを覚えておいてください。

- MACDは2本の移動平均線の差を示します。
- シグナルは、MACDの異動平均です。
- ヒストグラムは、MACDとシングルの距離をグラフ化したものです。